おっちょこちょいで、自信がなくて、すぐにあやまってしまうキャラの律希
5年生のときに見た演劇部の舞台にあこがれて千城中学に入学したけれど、部は廃部寸前、部長の冴島先パイにも拒否されてしまう
落ち込む律希に、入部希望だという同じ1年生の夏帆が声をかける
「それなら、あたしたちで演劇部を復活させよう」
二人だけで新入生歓迎公演をおこなうことにした律希と夏帆は……
「恋ポテ」シリーズで日本児童文芸家協会賞、『笹森くんのスカート』で児童福祉文化賞受賞、青い鳥文庫でも2つめのシリーズをスタートした神戸遥真の最新作
「てがるに ほんかく読書」の偕成社ノベルフリークから、2023年11月刊
《「ぼくらのまつり縫い」につづく、あらたな青春部活シリーズ開幕!》──帯のコピー
ということは、律希と夏帆を軸に中3までつづくシリーズ展開の予感
ちなみに、演劇部が公演の衣装作りを依頼する被服部部長が“3年生の小倉先パイ”なので、本書の設定は“ハリくん”が卒業した翌年にあたる、はず
もひとつちなみに、参考文献に挙げられている「かめおかゆみこ」の2冊は学校劇の指導におおいに役立つ参考書
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ひげうさぎ文庫
- 感想投稿日 : 2023年11月3日
- 読了日 : 2023年10月31日
- 本棚登録日 : 2023年11月3日
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