フェルマーの最終定理が面白かったので、引き続きサイモン・シンの本を読んでみました。いやー、勉強になった。

暗号の初期段階からその進化の歴史を、人物ドラマを交えながら分かりやすく・面白く教えてくれる。仕事柄もっと早く読んでおきたかった…

単純にRSAとかDH鍵交換とかをググったとしても、無機質な説明が淡々と数式混じりで出てきたりして、なかなか頭に入らないもの(だと私は思うの)です。でもこの本は、それらの暗号が必要になった経緯(歴史)から、それを生み出す人々の情熱や苦労、そしてその原理までを順序立てて実に分かりやすく書かれている。訳者あとがきにもありましたが、本当に誰にでも飲み込めるような内容になっているのは凄いなあと思います。ストーリーにも面白さがあり、小難しい話もわりと自然と頭に入ってくる。読み物として一挙両得感があります。

『フェルマーの最終定理』のときもそうでしたが、読み終えて、なんか頭が良くなった気になれました。いや、多分良くなってはいないんですけど…

2016年5月5日

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