著者がイタリアのW杯を終えたザッケローニに直接取材し、W杯でのそれぞれの試合について、あのような采配をなぜしたのか指揮官に直接尋ねている。指宿のコンディショニングの失敗ということが通説になりつつあるが、日本人のメンタリティである勇気のなさ、相手をリスペクトしすぎることに問題があるのかもしれない。
インテンシスタのあるサッカーをするためには、日本代表が海外でアウェイの戦いを経る中で、自分の立ち位置を少しずつ感じていくことしか、本当の意味での強化はできないのかもしれない。
全てをザッケローニに同意することはできないが、ある部分は共感や今後の強化について考えさせられることが多かった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
スポーツ
- 感想投稿日 : 2015年10月4日
- 読了日 : 2015年10月4日
- 本棚登録日 : 2014年12月27日
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