カラオケの発明は、世界に誇る日本の発明かもしれないが、その発明者は何人もいると言われている。
そんな疑問を多くの人にインタビューの形で正史を造ろうとした試みの本。秘史とはあるが、どこかで聞いた話が多いが、インタビューを通じてカラオケに携わった人の苦労がわかるような本である。
結局のところ、「流し」と呼ばれる人たちが全盛時代の頃、機械で演奏するハード部分と曲のソフト部分を誰が発明したのか、コンテナでカラオケを始めたのは誰か、通信カラオケという形はどのようにして始まったのか、今も曲を作る人たちの現状という4章をベースにコラムで関係の深い人や話を紹介している形である。
カラオケといえども侮りがたし。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
歴史・地理
- 感想投稿日 : 2015年1月31日
- 読了日 : 2015年1月31日
- 本棚登録日 : 2015年1月31日
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