水源地さんの感想・レビュー

民主主義のつくり方 (筑摩選書)

著者 : 宇野重規

• 筑摩書房 (2013年10月15日発売)

民主主義に熟議は必要だが、決められない政治にもつながりやすい。

ルソー型の政治に対して、南北戦争に発するアメリカのプラグマティズムの政治が、民主主義の打破する可能性があることがわかった。

とはいうものの、アーレント、ハイエク、ロールズ等々、もちろんプラグマティズムの思想家の言葉が引用されているので、ある程度の思想史の全体像を知っている人が読んだ方が良いと思う。少なくても自分は再読の必要性を感じた。レビューは、その時に書こうと思う。

感想投稿日 : 2013年12月24日

本棚登録日 : 2014年4月27日