高校の生物の仕組みに重点において、生命科学の分野として1冊にまとめた良書であると思う。生命科学とはいうものの、基本は生物学であるが、後半は生化学的な化学変化の記述が多くなる。
とにかく生命科学の分野はカバーする範囲が広いので、分野を概観するために、初学者にとって特に良い本だと思う。
第1章 脳は高度な生命科学 ~脳のはたらきと情報伝達
第2章 多様な生物,無生物 ~生物とは何か
第3章 生物の生きかた ~エネルギー獲得と防御
第4章 物質から見る生命 ~生命活動を支えるタンパク質
第5章 情報の源「遺伝子」 ~セントラルドグマと遺伝子操作
第6章 生命科学からバイオ技術へ ~バイオ技術がひらくもの
第7章 生命の過去と未来 ~進化の歴史と生命科学の進む道
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
医学
- 感想投稿日 : 2011年11月9日
- 読了日 : 2011年11月9日
- 本棚登録日 : 2011年10月29日
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