審問(下) (講談社文庫)

  • 講談社 (2000年12月26日発売)
3.31
  • (26)
  • (46)
  • (168)
  • (9)
  • (5)
本棚登録 : 703
感想 : 29

ようやく、ケイが前に進み出した気がします。
ベントンについての新たな真実も、前へ進めるひとつの要素か。
アナの存在、ルーシーの存在、マリーノの存在が嬉しく思いました。
このシリーズに出てくる人物は、決まってみんな心に深い傷を負ってる。
でも、その傷をなめあうようなことはせず、それぞれが自力で乗り越えられるのを見守ってる。
誇りの高さと人間の強さを感じることができます。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 海外の小説
感想投稿日 : 2012年11月3日
読了日 : 2012年11月1日
本棚登録日 : 2012年11月3日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする