
形式的であったり、理論の押し付けだったりといった面はほとんどなく、ビジネスにおいて身近に生じている事案をズバズバ指摘されており、う〜ん、参りました。。。という感じだ。
本当に参考になったし、わかってますよということもあったが、全体像として頭の整理もできた。
あくまで個人的な要約となるが、大きく、「極める」と「グローバル化」の2点か。
「極める」では、
・特にすり合わせ領域における徹底した標準化が一歩一歩着実に実行できるか否か
・単純な高品質ではなく、汎用品活用をベースとし、これら組み合わせたコンポーネントですり合わせ
「グローバル化」では、
・現地に権限委譲、顧客と適切な距離を維持し、マーケットからの逆算でモノづくりを行うこと
・どのような使われ方をしているかといった情報を収集し、需要や製品の改良につなげる
・対顧客、対流通、対工事業者にとって気の利いた商品が提供できているか=競争上の大きな障壁となる
- レビュー投稿日
- 2014年3月10日
- 読了日
- 2014年3月9日
- 本棚登録日
- 2014年1月22日
『稼ぐ力を取り戻せ!―日本のモノづくり復活の処方箋』のレビューへのコメント
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