天使の卵 エンジェルス・エッグ (集英社文庫)

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本棚登録 : 7814
レビュー : 1056
著者 :
制作 : 村上 龍 
姫草ユリ子さん  未設定  読み終わった 

精神科病棟に父を入院させ、女で一人で育ててくれた母親には新しい恋人がいて、自分は美大を受けたものの、迷いが先に立って受験に失敗し、浪人の身。

自立の時を迎えた主人公歩太(あゆた)はある日、電車の中で運命の人春妃(はるひ)に出会う。

全くの偶然の出会いだったのに、春妃が自分の父親の担当医である事を知り、二人は急接近していく。でも春妃は結婚していた事実と流産した事、そして、夫を自殺で失った過去があった。

最後うまくいきそうだったのに、春妃は流産して医療過誤でこの世を去ってしまう。

この作者の「おいしいコーヒーのいれかた」シリーズを読んでいたので、それよりかは若干大人っぽく、まだ文学として読める気がしますが、それでもまだ重さが足りませんね。別にハッピーエンドで終わりで良かったんじゃないでしょうか。何も殺さなくても。でもこの「天使」シリーズも続くようなので、そのためには必要だったのかなぁ。

読みやすいので「恋愛小説なんて甘っちょろいもの読んでられるか」という殺伐とした気分でない時ならいい気分転換になると思います。

レビュー投稿日
2016年2月18日
読了日
2016年2月18日
本棚登録日
2016年2月18日
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