東京湾景

著者 :
  • 新潮社 (2003年9月26日発売)
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感想 : 157
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品川の船積倉庫で働く亮介。出会い系サイトで知り合った「涼子」と軽い気持ちで会いに行くが、モノレールに乗っただけで別れてしまう。

メールであれば気軽に話せる「涼子」に亮介は惹かれていき、二人は深い関係に。でも涼子という名前は偽名だった。

作中でも言われていますが、出会い系サイトで知り合った相手にまさか本名と本当の勤務先は言わないわなぁ。どんな始まり方であれ、その恋が本物であればなんだってかまわない気がした。

最後、お互いにすべてを打ち明けた二人は東京湾を挟んだ別々の場所で、携帯の電波を使い愛を確かめ合う。

亮介なら本当に海を渡ってきそうな気がする。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2016年2月21日
読了日 : 2016年2月21日
本棚登録日 : 2016年2月21日

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