生きている人間にとって嫉妬・妄執・未練…そんな感情から時は放たれる事はないのでしょうか。 この物語にはこの世に色々な想いを残した幽霊たちが出てきます。特に女の幽霊がとても心に残っているのは私が女だからでしょうか。 私は死後の世界があるとは思ってはいませんが、もしそんなものがあって、未練があるといつまでも解放されないとするならば、、死とはなんと恐ろしいものなんでしょうか。 なんとなく無情な気分になった本でした。
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- 感想投稿日 : 2014年4月27日
- 読了日 : 2013年4月17日
- 本棚登録日 : 2014年4月27日
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