陋巷に在り (3) (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (1998年4月24日発売)
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感想 : 14
5

面白いです。こんなに面白いなんて・・・なんで絶版なんだ?!!
泣ける!!!顔儒として太長老の守り役としてまっとうした顔穆(がんぼく)。ああ、孔丘(孔子)の屋敷まで這う姿が・・・・子蓉の媚術の凄さは慄然とする。
顔回、妤、孔子、小正卯、悪悦・・役者が揃ってますます白熱。そして、日本にも今に伝わる節分の由来、豆には鬼を払うちからがあるとか竈神の意味とか、ほんとに面白い。面白い。古本でまだ集めきってないのですがこれはどうしても探さねば・・・・

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 歴史
感想投稿日 : 2012年4月8日
読了日 : 2012年4月8日
本棚登録日 : 2012年4月8日

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