ドールズ 闇から覗く顔 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA (2011年10月1日発売)
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本棚登録 : 15
感想 : 2
3

「ドールズ」シリーズ2冊目、推理短篇集です。
酸いも甘いも噛み分けたちゃきちゃきの江戸っ子・目吉センセーが、少女姿で犯人を説得するシーンが愉快痛快、そしてシュール!w
愛すべきキャラですね、目吉センセー。
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■ 紙の蜻蛉
創作折り紙の華村研は、紙の蜻蛉を折った人間を探そうとしていた。その矢先、彼にしつこく付き纏っていた主婦・山内嘉子が殺され、傍には同じ紙の蜻蛉が落ちていた。
■ お化け蝋燭
商店街主催の日光旅行に参加した恒一郎達。その最中に、幹事の西安が殺されてしまった。彼は、江戸村の中にある喫茶店で、鳥追い姿の女と会っていたらしいのだが……
■ 鬼火
怜が再び緊急入院。命に別状はないものの、十日程入院することになった。ところが、同室の優しい女性・松永久枝を、怜は異様に怖がるのだった。
■ だまし絵
画家であり霊能者でもある西条晶緒は、兄が少女に殺される夢を見た。ステージに上がった彼女は、観客の中に夢の少女を発見し愕然とする。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ■ 小説
感想投稿日 : 2013年10月6日
読了日 : 2013年10月6日
本棚登録日 : 2013年10月6日

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