1巻は市川から山田への好意への気付きとそれへの変化であったが、2巻は好きという確信とそれに対する変化、そして、何よりも市川に対する山田の変化である。
2人で居られる図書室に山田が居られなくなるというピンチ(理由がお菓子の摘み食いというのも可愛い)が訪れるのだがそれを死守する為に動く市川と心情は伏せられているが、惹かれていく山田の表情や行動が見て取れるので物語が進行するごとに甘酸っぱさが増しに増して悶死を誘う。
市川前ほど露骨な山田で致す描写は減っているが男子のクラスの女子或いは好きな人に対するイカ臭い性的な目線も残しつつ、甘酸っぱい青春も並行してあるので艶かしい生々しさ、現実感が堪らまない。

2019年9月6日

読書状況 読み終わった [2019年9月6日]
カテゴリ 電子コミック

父・スパイ、母・殺し屋、娘・エスパーという設定の疑似家族もの作品。高評価なのとSNSで読んだ1話が面白かったので手に取りましたが期待を裏切らない品質。品切れになるのも頷けますね。
アクション時折コメディで緩急を付けつつテンポ良く展開し、どんどん読ませグイグイ引きつけて離さなくてこの1巻で導入〜先の展開から話への一括りつけて〆る構成力の高さもあり、続きとしての引きもある。完璧に近い完成度の高さを窺われる作品。
普通では居られないものたちが普通で温かなファミリーであろうと築こうとするアットホームものとしても読ませるのも好い。

2019年8月6日

読書状況 読み終わった [2019年8月6日]
カテゴリ 電子コミック

高木さん系の漫画ではあるが著者が描くとまるで違って世界が見えてくる。お笑いが裏切りだとしたら文学は何だろう?嘘?孤独?それとも言葉だろうか。
1984年でニュースピークという架空の言語があるが語彙を減らすことで思考の幅を狭め制限し管理するというものだが、対極的である豊かな溢れる語彙を持つ児玉まりあがどれだけ言葉を尽くそうとも笛田のひとつの愛の囁きで崩れてしまうのもまた恐ろしく美しくて文学的であると思う。
文学が題材だが文学記号、比喩、語尾などと分解して再構築した文学マンガも珍しい。
参考文献が格調高いものが並ぶ中で元ネタ的なものでハルヒやぞいを入れているが、その中で出てくる妹のかわいさを説いていた書籍は俺妹なのかいもいもなのか。それか別の作品か。

2019年8月2日

読書状況 読み終わった [2019年8月2日]
カテゴリ 電子コミック

懸念であった元カレ問題も大詰めで晴れ晴れとした今巻。違う環境、正反対な性格でも同じ方向へと向かっていく二人が眩しい。人知れずに黙々と緑化活動をしてきた山田を人知れず見てきた加瀬さんを山田の「やったーー♡♡」の一言が人知れずに加瀬さんを支え、救って照らしてた。ここから加瀬さんの想いは山田に対して動いていたんだと思うとそれだけでもう胸がいっぱいになる。いいシリーズだ。

2019年8月1日

読書状況 読み終わった [2019年8月1日]
カテゴリ 電子コミック

再読。あら^~尊き百合の音ォ〜〜! ミ°(即死)
加瀬さん、風呂場に駆け込んだり山田のトイレの音聴こうと聞き耳を立てたりと変態チックでエロいですね。でも、そこがいい。ピュア百合かと言われればそこは疑問符が付いてしまうが…。
山田一生懸命でいて暗い気持ちも明るい気持ちもあってその偽りのない想う気持ちのストレートさにやられるし、最終的には相思相愛で結ばれるのでページを捲れば捲るほ自然と頬が緩む。

2019年8月1日

読書状況 読み終わった [2019年8月1日]
カテゴリ 電子コミック

もう実質ふうふであったので2巻で完結は折り合いがつくけど、もっとふたりの慎ましく進む関係を眺めていたかった。後ろ髪引かれる、名残惜しいと未練が残るのはそれだけ作品に対して思いの残った何よりの証拠である。幼馴染百合として秀作でいずれ機会があればもう少し先の未来を読みたいですね。

2019年7月31日

読書状況 読み終わった [2019年7月31日]
カテゴリ 電子コミック

親父さんとの勘違いコントから父娘でのエロゲープレイの流れが完璧で腹抱えて笑える。「そうオナニーは結果に過ぎない!!」「エロゲーとは過程(プロセス)にこそ全て(ときめき)が詰まっているのです!」は名言。

2019年6月10日

読書状況 読み終わった [2019年6月10日]
カテゴリ 電子コミック

季刊GELATINの名懐かしい。「アナルの恩返し」「アナルと魔法のランプ」がケツ作過ぎて他の短編が霞んでしまっているのが惜しい。この2作はエロマンガ雑誌内のギャグ漫画作品として後世に語っても良いのでは。笑いが堪えられない下らなさ、畳み掛ける勢い、ギャグセンスの切れ味、頭のおかしさどれをとっても実にいい。後崎シリーズだぁーいすき。

2019年6月7日

読書状況 読み終わった [2019年6月7日]
カテゴリ 電子コミック

白状すると電車内のπ/の歩くパイズリ状態のみちるに掌握されましてね。1巻は感じたら負けという勝負の決め事、それに則した物語で話的にはこれからではあるが、いかんせん男性がクソザコなのですぐ負けてチンチンが凄くイライラする。でも、物語的に勝ってしまったら終わってしまうので致し方なしなのはしょうがないが焦らし、寸止めがもにゃもにゃする。
女性キャラのみちるは性格が悪くてじゃじゃ馬っぷりが激しいのでドMの読者向きって言われているが、私はみちるの屈する瞬間を今か今かと待ち望んでいるので他とスタンスが違うのかもしれない。難攻不落なキャラクター程崩落した際が堪らなく好きなんだよなぁ。

2019年5月31日

読書状況 読み終わった [2019年5月31日]
カテゴリ 電子コミック

かわいいので経済支援。幼女の無邪気さ、奔放さ、率直さ故の残酷さが独裁者としての立ち回り、ギャグに活かされて面白い。粛清が罰ゲーム感覚で行われ、カン党書記は2〜3話に一回は粛清されているが、その扱われ方は実にイイ味を出しているのが笑える。ミサイルを発射しようが、ビスケットを「革命同志の血と汗と涙の味」にしようが、ミャオの可愛さで無力化していくかわいいは正義の世界。ミサイル発射してもいいじゃない幼女だもの。
あと、共産圏ネタ以外にも「あと1歳若かったら良かった」は雨がっぱ少女隊とLOの担当者との会話を思い出したww
コルドナ社会主義共和国内に重度のロリコンが居ますねこれ。

2019年5月24日

読書状況 読み終わった [2019年5月24日]
カテゴリ 電子コミック

従うものではなく対等であるもの。「好き」とは何か?を追い求めてた本作ではあるが、これはそれでも「好き」と言える紗弥香が居るから、この紗弥香の姿を作者が描いてくれたから私はこの作品を信頼出来ると言えます。濁さず曇らせず決して逸らさずに向き合ってきた彼女たちのクライマックスに向かっての物語、答えに向かっての物語としてこの本巻は完璧に近い。
「好き」っていう曖昧で不確かなものと「好き」という変わらない確かな意思、覚悟。
人を見つめ、人を探り、見出した結末を。どんな結末が待っていようとも最終巻を正座待機。

2019年5月8日

読書状況 読み終わった [2019年5月8日]
カテゴリ 仲谷鳰

震災、新興宗教、父親からの性的虐待…と扱う題材としてヘビーな半自伝作。
著者が酒鬼薔薇世代だそうでキレる14歳、キレる17歳と連日TVがこぞって囃し立ていたの思い出す。其れからノストラダムスの大予言と終末思想、オカルトブームがあって子供心ながらに世界が終わる、無くなると思ったけど結果今も生きて居て乙一の小説「ZOO」で99年前と後では生まれた子には死生観に違いがあるではないだろうか?とあったが、覆われた閉塞感、死の影が側にあったあの時代を体験したかしていないか世代間によってこの漫画のもつ印象は大きく変わるだろう。
最近は虐待のニュースが騒がれているが精神的拠り所となる信じるべき身近な存在、居場所である筈の家族が崩壊した家族神話をこの漫画は改めて問いただす形になるのだろうか。
徹底的に否認された先に何に縋り、何に救いを求め、そして、何に希望を得られたのかまたは得られなかったのか落とし所として気になる。

2019年3月10日

読書状況 読み終わった [2019年3月10日]
カテゴリ 電子コミック

不穏の引きから戻って旅路はまだ終わらず続く。
相反するものが相反するものではなく同一として形をつくる。
記憶は覚えておくこと若しくは留めるもの、忘れること若しくは手放すものがあり、痛みや傷を忘れ、手放してしまったら人を傷付け悲しませてしまう。だから、傷付けてしまわないように覚え、留めなければならない。それは心の傷として戒めとして。
死と生は隣り合っているから生は価値あるものとして存在し、死は新たに旅立つ時に手渡される餞となる。

2019年2月14日

読書状況 読み終わった [2019年2月14日]
カテゴリ 電子コミック

行き場のない或いは居場所を失った人の最後の希望や夢の砦として、人に愛されたい、人に必要とされたいという渇望をブラック会社はその希望、渇望を満たす価値のある場所だとして思わせてその渇望や希望をエサにしているハリボテに過ぎなくも一方的に搾取しているだけなのに共依存という形が成り立つおぞましい関係が生々しく描かれる。
その共依存もあっさりと労働者の辞職で解消し、捨て駒のように労働者は会社から居ない者として烙印を押されるオマケ付き。
この本を読めばブラック企業を辞めずになぜ働き続けるのか、その洗脳心理がすっと分かる。
ブラック企業を渡り歩いた体験がロジカルにまとめられ分析されている。そして、辞めずに残った人が擦り切れていきボロボロに朽ちゆく者の姿、壊れる者の姿、可笑しくなっていく者の姿、物として扱われた者の成れ果てが余す事無く描かれている。

2019年1月16日

読書状況 読み終わった [2019年1月16日]
カテゴリ 電子コミック

エロのWe Are The World
種族の数の分だけ性癖があり、性癖の数の分だけ多様性がある。その多様性が根ざせる文明はそれを享受し、SEXを通してある意味高度なコミュケーションをしているわけで異種族間の交流で文化、風俗などが紐解かれるから笑いだけでは終わらなく感銘も受けるのではないだろうか。
エロの勝利努力友情の構築も良い。
優良店を見つけた時の互いに分かち合う勝利、目当ての店を飽くなき探し続ける努力、そして、エロによってかたく結ばれた友情。
クリムはもうダメかもしれない。だがそれでいい。エロの前に体裁なく皆卑しく平等でいい。

2018年12月14日

読書状況 読み終わった [2018年12月14日]
カテゴリ masha

いつかだろうか自分自身に期待しなくなったのは。ジタバタしなくなった分、心は軽くなったが、その代わりに何かを失ってしまった。見ない触らない聞かない老獪さを身に付けてしまった。いっそどうせならもう貝になりたい。
自己嫌悪、劣等感に苛まれ、自尊心は低く、漠然とした焦燥感を覚え、不安に急かされ、置いていかれる恐怖に怯え、皆に取り残されていく生活が只々、淡々と描かれた日常あるのみ。
漫画自体にドラマ性、起伏が無いに等しいので今後どうなるか。
私の場合は共感があるから良いが、人によってつまらないだろう。

2018年11月19日

読書状況 読み終わった [2018年11月19日]
カテゴリ 電子コミック

百合雑誌で新人が空気系をやっているのに驚く。それも精微な風景や七椰のデフォルメ泣き顔見る限り、なもりよりあずまきよひこ寄りで。
初単行本ながら画力は高水準で絵だけで訴える力も、地味になりそうな日常も巧く往なして魅せている。かなり漫画家の技量に依存するこの作風で成功するのか今後が非常に注目でもあり、そういった理由で作品だけではなく百合も包括した広義的な意味でも目が離せない。

2018年11月4日

読書状況 読み終わった [2018年11月4日]
カテゴリ 電子コミック

経験者が語るから元本職のディテールと創作の面白さが合わさっていい。
公職としての理想と現実のギャップでの黒い本音、毒づいた吐露が光る中、扱う内容によってはシリアスにもなりそうだが終わりは飄々としていて読み進め易い。
エンコー少女の話から女性婦警は「エロ系用語をマスターしろ」や行方不明者捜索の際、下事情の苦悩は女性ならではのリアルな目線。
万引き犯の供述がだんだんと飯を作るの面倒になって惣菜をレジ通すのも面倒になってという言い草も妙に人間くさくて思わず笑ってしまった。

2018年10月25日

読書状況 読み終わった [2018年10月25日]
カテゴリ 電子コミック

アイドルフェス開催で世界が外へ広がったせいでアイドルとファンの想いの交差が熱い。
「頑張った分報われたいって思っちゃうよ 人間だもの 努力が全て報われるわけなんてないのにね」
「いっぱいいるアイドルの中でもたった1人のれおちゃんに出会えたこと僕は人生の宝思ってます」
「こんなにいっぱいいるのに私の世界には舞菜だけだ 一番とかじゃなくて舞菜だけなんだよなあ」
アイドルが直面するシビアさとファンの直向きな愛が滾る。面白い!
えりぴよの「なんでわたしさあ…舞菜のこと産んでないんだろう… 産めていたら舞菜が生まれた時からファン出来ていたのに…」の発言はやべーけどドルオタとして至言。

2018年10月15日

読書状況 読み終わった [2018年10月15日]
カテゴリ 電子コミック

森薫による最高のおねショタではないだろうか。男らしさを得るべく奮闘するカルルクの健気さ、いじらしさよ。それを包み込むアミルの姿も尊い。
アミルに見合った男になるべく行動に移している時点でもうね、カルルクは1人の男ですよ。
そして、格好良さや強さで装飾されたカルルクではなく、カルルクだからこそ好きになれたのだと言えるアミルがね、もうね。抱擁し合う2人にこれまでのことを思って思わず感動していたらあーーーッスミスさんとタラス。その邂逅に吹っ飛ばされた。続きが…続きがはやく続きが読みてぇよ。

2018年9月29日

読書状況 読み終わった [2018年9月29日]
カテゴリ 電子コミック

鹿の子の闇は深い。もしデスゲーム系漫画に巻き込まれたのが男塾みたいな連中だったらというアイデアが最高にくだらなくて馬鹿馬鹿しくて笑った。乱立されていた凡作なデスゲーム系漫画より断然この1話の方が出来が良いわ。

2018年9月27日

読書状況 読み終わった [2018年9月27日]
カテゴリ 電子コミック

面白い。年頃になった娘のことを知るために娘の本棚でプロファイリングする父親が繰り広げる物語なんだが、基本的に覗き見る娘の蔵書のセンスが可笑しくてその内容はシュールでカオス。
そして、それら本から得て父親の脳内で広がっていく内容と相まって様々な漫画家や著名人の絵柄のパロが愉快でやりたい放題で好き。
書物だけではなく著者の経歴や生い立ちまたその物語の裏話的なものもクスッとさせる。

2018年9月27日

読書状況 読み終わった [2018年9月27日]
カテゴリ 電子コミック

衣食住が詰まっている。素晴らしいの一言。

2018年8月28日

読書状況 読み終わった [2018年8月28日]
カテゴリ 電子コミック
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