ガラスの城の記録 (手塚治虫文庫全集)

  • 講談社 (2010年7月9日発売)
本で見る
3.55
  • (1)
  • (6)
  • (3)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 40
感想 : 6
4

ガラスの城の記憶」は、手塚作品にしては珍しく未完です。そしてこの時期(1970年代前半)の手塚作品に共通して見られるように、否定的かつ破滅的なお話です。冷凍睡眠⇒永遠の命というようなテーマ設定は『火の鳥』にもリンクしていて、実際『火の鳥:生命編』とほとんど同じ描写もあります。主人公一郎の歪んだ性格が怖い…。

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: ・手塚治虫
感想投稿日 : 2010年10月22日
本棚登録日 : 2010年10月22日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする