白い巨塔〈続〉 (1978年) (新潮文庫)

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感想 : 3
5

まさに社会派小説!であると同時に、山崎豊子さんの、膨大な取材・調査をひとつの小説にまとめあげる力、というか才能に思いっきり下を巻かせられます。個人的にはやはり完全学究肌の里見助教授の生き方に共感を覚え、第一部(5巻セットの文庫本では第3巻の終わり)を本当に悲しく読んだものです。「名作は色褪せない」の言葉通り、40年前の小説とは思えない瑞々しさです。

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: ・山崎豊子
感想投稿日 : 2008年4月21日
本棚登録日 : 2008年4月21日

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