イワン・イリッチの死 (岩波文庫)

3.85
  • (52)
  • (61)
  • (65)
  • (6)
  • (1)
本棚登録 : 535
レビュー : 73
hirocsさん -   読み終わった 

”なかなかヘビーだったが、最後のさいごに救いがあった。

ーーー
 すると、とつぜん、はっきりわかったーー今まで彼を悩まして、彼の体から出て行こうとしなかったものが、一時にすっかり出て行くのであった。四方八方、ありとあらゆる方角から。妻子が可哀そうだ。彼らを苦しめないようにしなければならない。彼らをこの苦痛から救って、自分ものがれねばならない。『なんていい気持だ。なんという造作のないことだ』と彼は考えた。(p.101)
ーーー

ーーー
 古くから馴染みになっている死の恐怖をさがしたが、見つからなかった。いったいどこにいるのだ? 死とはなんだ? 恐怖はまるでなかった。なぜなら、死がなかったからである。
 死の代わりに光があった。
 「ああ、そうだったのか!」彼は声にたてて言った。「なんという喜びだろう!」(p.102)
ーーー

<キーフレーズ>

<きっかけ>
 人間塾の2015年10月の課題図書。”

レビュー投稿日
2019年8月15日
読了日
2015年10月20日
本棚登録日
2019年8月15日
0
ツイートする
このエントリーをはてなブックマークに追加

『イワン・イリッチの死 (岩波文庫)』のレビューをもっとみる

『イワン・イリッチの死 (岩波文庫)』のレビューへのコメント

まだコメントはありません。

コメントをする場合は、ログインしてください。

『イワン・イリッチの死 (岩波文庫)』にhirocsさんがつけたタグ

ツイートする