人生の意味の心理学〈上〉―アドラー・セレクション

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hirocsさん -   読み終わった 

”早期回想、家族布置などに関する理解が深まった。

<キーフレーズ>
・人生の意味は、人類の全体に関心を持つことである

<抜き書き>
・真の「人生の意味」の印は、それが共通の意味を持っているということである。他の人が共有できる意味であり、他の人が受け入れることができる意味である。(p.15)
・貢献が人生の真の意味である、と推定できるヒントが他にもある。(p.17)
・この事実を理解し、人生の意味は、人類の全体に関心を持つことであることを知り、共同体感覚と愛を発達させることを試みた人はいつもいた。
 ※★私的な意味ではなく共通の意味 = 貢献

・これらの3つの状況、つまり期間劣等性、甘やかし、無視は、人生の意味について誤った結論を引き出す大きな誘引になりうる。(p.26)

★もしも、人生がこのような方法で、即ち、自立した人間の協力としてアプローチされたら、人間の文明の進歩には限界はない。(p.33)
 ※おー、この見方は明るくって好き!

★・生まれてからの最初の4年か5年で、人は心の統一性を確立し、心と身体の関係を形作る。
この時期の間に、受け継いだ性質と環境から受け取った印象を得て、それらの優越性の追及のために適応させる。5歳の終わりまでにパーソナリティは形作られる。人生に与える意味、追求する目標、課題へのアプローチの仕方、感情的な性質がすべて決定される。それらは後に変えることができるが、子供時代に獲得した間違った方へと導く態度から、自らを自由にすることができるときだけである。(p.40)
 ※4年か5年で形作られる。変えるのはなかなか難しい、と。

・人の感情は、人が人生に与える意味と、その追求のために置く目標によって形作られる。(p.48)

★感情とそれの身体的表現は、心がいかにそれが有利化不利かを解釈する状況において、活動、反応しているかをわれわれに教える。(p.54)

・個人心理学は、わわれれに教育と治療の展望へのヒントを与えてくれる。1つの兆候や誰かの人格における1つの側面だけを扱ってはならない。(p.60-61)
 ※全体性。感情とライフスタイルは切り離せない!

・われわれは皆、ある程度は、劣等感を持っている。向上したいと思う状況にいるからである。(p.66)
 ※勇気を保っている→直接的、現実的、満足の行く手段で、すなわち状況を改善することで、自分から取り除くことを始める
 ※勇気をくじかれている→障害を克服する代わりに、優れていると<感じる>ように自分を説得し、さらには強いる

・どの人についても、表面の下を見なければならない。(略)それでも、われわれは、根底にある首尾一貫性、人格の統一を探さなければならない。(p.76)

・劣等コンプレックスが、彼〈女〉らにいう。「協力して成功することは、お前のためにならない」。彼〈女〉らは、人生のほんとうの問題から逸れ、自分の力を再確認する絶えのシャドーボクシングをしているのである。(p.88)

・すべての精神的な表現の中で、もっとも隠れたものを明らかにする表現は、回想である。回想は、自分自身の限界や出来事の意味をそれによって思い出させるものである。(略)どれほどぼんやりしていても、自分の問題と関係があると見なす回想だけを選び出すのである。これらの階層が「私の人生の物語」を表す。(p.92)

★夢の目的は、夢を見る人のライフスタイルを支持、強化し、それにもっともふさわしい感情を喚起することである。(p.125)
・夢はライフスタイルと現在の問題の間を橋渡しをし、その際、ライフスタイルにどんな適応も回避させる試みである、とわれわれは結論付ける。(p.127)

・落ちる夢を見たことがない人もほとんどいない。(略)落ちる夢は、人間の心が困難を克服することよりも、自己保存や失敗を怖れることで一杯であることを示している。(p.135)

★もしも女性が家事と家政に本当に興味をもつことができ、それによって、他の人の生活を軽くし豊かにできる芸術だと本当に見ることができれば、女性はそれを世界の他の誰とも比肩しうる仕事にすることができる。(p.152)
 ※とても共感!

★父親は、自分が妻と子どもと社会に対して優れた仲間であることを証明しなければならない。(略)そして、家族の世話と保護において、妻と対等の視覚で、妻と協力しなければならない。(p.162)
 ※ここ、大事!

・父親は、自分自身の態度によって、子どもたちに仕事の課題に対処する方法についての例を示すのである。(p.166)

・単独子は、独特の問題を持っている。ライバルはいるが、きょうだいがライバルではない。競争しているという感覚は、父親に向けられる。(p.185)
 ※えーそうなの???

<きっかけ>
2017年2月の人間塾 課題本。”

レビュー投稿日
2019年8月15日
読了日
2017年2月24日
本棚登録日
2019年8月15日
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