“総理大臣とは「どす黒い孤独」を背負わねばならない” こう話す、首相経験者の麻生と、現在この役割を負う安部。 二人の無二の関係性や、政権の屋台骨を支える軍師 菅の凄みを、近過ぎると言われた距離感で政治記者が綴る。 安倍さんは最初の政権を“投げ出した”印象が強く、支持をして来た政治家では無い。この本を読んで、その理由とその後の盤石さを得た事情を知るに置いても、私的な評価が完全に覆ったとまでは言えない。だが、それでも良い。大衆に迎合する事だけが名宰相の評価では無い。評価が分かれてなんぼ。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
Nonfiction
- 感想投稿日 : 2016年10月17日
- 読了日 : 2016年10月13日
- 本棚登録日 : 2016年9月25日
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