女優の杏さんが勧めていたので読んでみました。
東日本大震災後の小学校に、神戸の震災で妻子を亡くした経験のある教師が赴任するところから物語は始まる。
子供が大人に遠慮して、笑うことや楽しむこと、感情を表に出すことをためらってはいけない。理解ある校長先生とともに、その親たちも巻き込みながら、破天荒と思われるだけだったその教師がしだいに周囲の心を掴んでいく。
子供は強くたくましい。弱くてくじけがちなのは実は大人の方で、現実から目をそらさない、あったことを忘れないことの大切さを子供たちに教えられた。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
考えさせられる
- 感想投稿日 : 2015年1月26日
- 読了日 : 2015年1月21日
- 本棚登録日 : 2015年1月9日
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