ただの時間術の本ではありません。中島聡さんご自身のキャリアや生き方がMicrosoftで働くようになるまで、その後と記されています。その過程で仕事をどのように捉え、取り組み、成果を出し、それをブラッシュアップさせていったのか、が著されています。私は時間術もさることながら、人生の生き方について考えさせられました。
読んでいて、今は亡きスティーブ・ジョブズが当時ペプシコーラの事業担当社長をしていたジョン・スカリーを口説いた言葉を思い出しました。「残りの人生、ずっと砂糖水を得ることに使うのか。俺と世界を変えてみないか。」中島聡さんは、人生は楽しむためにあり、つまらないことや嫌なことをしている時間はない、と言っています。
でも人はつまらないことや嫌なことに向き合わなければなりません。どうするか。それはぜひこの本を読んで中島聡さんから教えて頂いてください。
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- 感想投稿日 : 2016年7月2日
- 読了日 : 2016年7月1日
- 本棚登録日 : 2016年7月1日
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