子どもが伸びる ほめる子育て: データと実例が教えるツボ (ちくま新書)

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本棚登録 : 65
レビュー : 6
著者 :
hiromiyanaseさん  未設定  読み終わった 

「褒めて伸ばす」。もう人口に膾炙した感じもするが、本書は実証研究を元にした一種の発表。だからこそ真実味がある。すべきメソッドやハウトゥはよくある子育て本と変わらないこともあるのだけど、重みが違ってくる。



「好調なときや自信をもっているときには認める、不調なときや自信を失っているときにはほめる、というのを原則にしたい」(P104)

「ほめにくさの一因は、固定的な人間関係のなかにもある。家庭にしてもクラスにしても、顔ぶれが同じだと、急に態度を変えるのは難しい。(略)そこで、意図的に環境を変え、にんげんかんけいにへんかをおこさせるのも手だ。」(P142)

「人間関係には縦と横、それ斜めの三種類がある。(略)兄弟や先輩・後輩のような斜めの関係には単純な図式では表せない複雑で微妙な要素が入ってくる。(略)斜めの関係に身を置くことで自分の実力がよくわかるし、そこには本音で語れる人間関係がある。だから、子どもはとくに斜めの関係で認められたがるのだ。(略)ところが今、子どもたちから斜めの関係が消えている(略)地域でも子どもが減り、外遊びをしなくなったので年の違う子と接する機会はめっきり減った。」(P180-3)

レビュー投稿日
2015年11月12日
読了日
2015年11月12日
本棚登録日
2015年11月12日
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