なんて、ばかばかしいんだー!
そして、なんて、なんて、愛おしいんだー!!
一人の青年から、友人や先輩、妹、少年らへの手紙だけで構成される書簡形式の小説。
途中から、著者の森見登美彦氏まで登場するわ、おっぱいおっぱい連呼するわ、私は一体なにを読まされているのだろう…と思ったが、読んでいくうちにまんまと惹き込まれた。
ジワジワくるね。この守田青年。憎めないんだなぁ。真面目に不真面目というか、いつだって全力で、思い切り空回りしてて。
登場人物も、みな超個性的で魅力が溢れている。結局、皆なんだかんだ言いながらも、守田くんのことが大好きなのだろう。
癖になるおもしろさ。著者の魅力が全開!!
手紙だからこそ、伝えられることもあるのだ。手紙を書きたくなっちゃったな。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2024年10月30日
- 読了日 : 2024年10月21日
- 本棚登録日 : 2024年10月18日
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