これまで物理を学ぶ中で、テンソルなかでも反変や共変という言葉が出てくると、思考停止していたが、この本の噛み砕いた説明で、なんとか理解できるようになった。
ベクトル解析は復習だったが、よりベクトルの本質に近づけた。特にラプラシアン。
4章 共変ベクトル成分と反変ベクトル成分が本書の肝。非直交座標系、双対基底ベクトルのところで、これまでのモヤモヤが腑に落ちた。
計量テンソルは興味のある空間内の特定の座標系に計量を与える。つまり、距離構造を決める。
クリストッフェル記号、共変微分の説明が丁寧。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
本<物理学>
- 感想投稿日 : 2015年5月5日
- 読了日 : 2015年5月5日
- 本棚登録日 : 2015年5月5日
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