忘れられた日本人 (岩波文庫)

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本棚登録 : 2475
レビュー : 213
著者 :
本≒人生さん 本<地理・民俗学>   読み終わった 

日本のこと、それもそんなに昔のことではないのに、異なる世界のことを聞いているようだ。今の私はなんなのか。どこからきたのか?連続性が全く見いだせない。振り返るとどの話も魅力的だが、読み通すのは骨が折れた。現代の文脈で推し量れないからだろう。しかし、前例のない、離れたきら星のような本だった。あとがきを読んで、その評価が一段と高まる希有な学術書でもあった。

・論理ずくめでは収拾がつかない。自分たちの体験にこと寄せるのが聞き手、話し手双方にとってよかった。
・女たちのエロばなしの明るい世界は女たちが幸福であることを意味している。
・落書きは庶民のレジスタンスとしてさかんに利用された。
・文字を知らない世界では人を疑っては生きてはいけない。
・文字を知るものは時計を見る。時間に縛られる。
・親と何十年も一緒に暮らしても、その全てを伝承できるものではない。
・嫁の姑いじめ。

レビュー投稿日
2015年12月13日
読了日
2015年12月13日
本棚登録日
2015年12月13日
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