タイトルは地味で、出版も1999年。果たして読む価値はあるのだろうかと思いつつ、前評判を元に頁をひもときました。
予想に反して、これは21世紀を見据えた、日本だけでなく、世界の「社会保障」をその原理・原則まで遡って論じた歴史的名著だと思います。
久しぶりに、本物の「社会科学」の本に出会った気がしました。
すぐに読めるので、年金、医療保険、介護保険、福祉について疑問、関心のある方は是非、だまされたと思って、読んでみてください。それらの必要性と実施方法について、整理された視点を持つことができると思います。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
本<福祉・医療>
- 感想投稿日 : 2012年4月16日
- 読了日 : 2008年6月6日
- 本棚登録日 : 2012年4月16日
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