地獄は克服できる

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本棚登録 : 95
レビュー : 9
制作 : フォルカー ミヒェルス  Hermann Hesse  Volker Michels  岡田 朝雄 
本≒人生さん 本<エッセイ・対談>   読み終わった 

私も鬱病なので、分からなくはないが、それでも彼は偏屈だなぁと思う。悪い人ではないし、作品も素晴らしいことを知っているのだが、本書は今一歩に感じた。

帯に「ストレスに悩む現代人への妙薬」とあるが、あまり参考にならないと思う。特に鬱の人向きではない。タイトルも扇情的。

理屈っぽいが、ところどころ良いところもある。以下にそれを抜き書き。
・不眠状態が魂に与える教育。不眠の夜という学校ほど、自分自身の肉体と考えを制御する能力をよく磨き、養ってくれる学校はほかにない。
・苦悩から力が沸き、苦悩から健康が生まれる。
・「不安を克服する」にある入水自殺の描写力。
・自殺に対するスタンス(P127)
・仏教とルターの宗教改革の類似性
・文学の近代性の超克(P180)
・P244の詩

レビュー投稿日
2013年11月21日
読了日
2013年11月21日
本棚登録日
2013年11月21日
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