文庫 データの見えざる手:ウエアラブルセンサが明かす人間・組織・社会の法則 (草思社文庫) (草思社文庫 や 4-1)
- 草思社 (2018年4月4日発売)
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感想 : 30件
「データの見えざる手」
読後、最適なタイトルだと思った。アダム スミスやピーター ドラッカーが理想とする社会が到来しようとしている。昨今のAI・ビッグデータ、働き方改革“ブーム”は本書が発信源でないかと思えるほど。『国富論』とともに『道徳感情論』を書いたスミスが言いたかったのは、「経済性と人間性とは、相反するものではなく、互いに関係しあうこと(p235)」。一見理系的な内容だが、「第1章 時間は自由に使えるか」や「第2章 ハピネスを測る」は良い意味で予想を裏切られた。すべての組織人に薦めたい久しぶりの最高評価!
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読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
教養
- 感想投稿日 : 2018年7月29日
- 読了日 : 2018年7月29日
- 本棚登録日 : 2018年7月29日
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