アザゼルの刻印 欧州妖異譚1 (講談社X文庫)

著者 :
  • 講談社 (2010年10月1日発売)
4.09
  • (12)
  • (13)
  • (9)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 120
感想 : 15
4

待っていました、新シリーズ……!!
あの衝撃の最終巻(と呼ぶのもアレなほど、納得の行かないものでありました)から待っていましたが、いやあ、まさか、こういう形だとは!
あっさりご帰還されていたので、逆に驚きました(笑)。
たぶん、相当苦情来たんだろうな……。あのラストはないよ、と私も思った。意味わからんし。

さて、始まった新シリーズは、大学生になった彼ら。
二ヶ月の行方不明を経て、ユウリへの過保護っぷりが更にエスカレートしております。ってか、BL臭が上昇してますが(笑)。まあ、別に、それはいいんだけど……でも、あからさまにユウリ争奪戦っぽいのは興ざめするので、ほどほどに。
大学生になって舞台が移った分、新しい面子で争奪戦になるのかしら。相変わらず、アシュレイはアレな人でしたが、シモンの従姉妹がいい味を出していました。
どうなることかと思った第一部終了から考えたら、結構期待できる第二部のスタートです。
次を待ちたいと思います。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: X文庫 ホワイトハート
感想投稿日 : 2010年10月1日
読了日 : 2010年10月1日
本棚登録日 : 2010年10月1日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする