貞教が……!!
何か、篤志に別れを告げに来るシーンは、何と言うか、親友と呼ぶにはどうにもあれなんですが(笑)。しかもね、母親を殺した父親との確執がある辺り、ルルーシュを連想してしまいます。ルルーシュにしては運動神経に秀ですぎだけど。かと言って、母親を慕っていたわけではないというのが、何とも複雑な彼。父親を殺すために篤志と袂を分かち、たった一人で反逆を開始しようとする(ちょっと違う)貞教に、ちょっと萌えるものを感じます。
この先、正道を進もうとする篤志と、裏の道を進もうとする貞教とが激突することもあるのかな? 後二冊だけど。(それはそれで、スザルル的だと喜びそうな自分)
まあ、その、話としてはそれなりに面白いのだが、いちいち大学の学部ごとにマドンナ的な存在がいて、それが『お嬢』って呼び方なのが、何とも……気が抜けると言うか……端的に言うとウザイ。男はそういう呼び方が好きなのかね? 別に、その学部で一番人気の女子学生、でいいじゃんね? と、その単語が出てくるたびに思う。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
電撃文庫
- 感想投稿日 : 2010年3月29日
- 読了日 : 2010年3月27日
- 本棚登録日 : 2010年3月27日
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