1993年ごろの、本当に人が住んでいるありのままを映し出した写真集。
まさに当時の生活が切り取られ、2013年の今、当時を垣間見ることができるのですが、
一番驚いたのが水回り。
この20年で住宅の水回りの水準が著しく上がったのだな、と感じたのは、
結構古い家が好きな私でも、この家にはちょっと住めない・・・とひるんでしまうような
古めかしいタイプの家が多かったから。
あとがきを見ると、1996年の時点で、撮影した家の9割はすでに無くなっていたそうなので、
この写真の中の暮らしが、1993年のスタンダードではない模様。
もし、私の家を撮影したら、他の人にどんな印象を与えるのだろう?
なんてことも考えたり、「子供の王国」というコーナーが、1993年当時
小学生だった自分には一番身近だな、といったようなことをあれこれ考えながら、
楽しませていただきました。
作者の都築さんは「東京右半分」の作者でもあるのですね。
東京右半分も読んでみたいなと思いました。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
教養
- 感想投稿日 : 2013年7月10日
- 読了日 : 2013年7月10日
- 本棚登録日 : 2013年7月10日
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コメント 4件
猫丸(nyancomaru)さんのコメント
2014/05/02
ヒロセマリさんのコメント
2014/05/03
猫丸(nyancomaru)さんのコメント
2014/05/07
ヒロセマリさんのコメント
2014/05/07