悩み続ける武蔵。又八との再会。お杉ばばとの和解。そして、宿縁の敵佐々木小次郎との決闘。それぞれの登場人物が最後の決闘へ向けてそれぞれの思惑の上で動いていく。
武蔵の又八と再会時の言葉、「遅くない。今からでもやりなせる。自分を見限ったら人生それまでではないか。」の言葉。自分の弱さ、人として生きていくことの難しさを悩みに悩みぬいている武蔵だから言える言葉。いつだってどこでだって、遅くない。人生いつからだってやりなおせる。今の自分を打開したいひとに読んでもらいたい良作。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2015年2月15日
- 読了日 : 2015年2月15日
- 本棚登録日 : 2015年2月15日
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