年始にはコタツに入りながらぼんやりと見ていたものだけど、アニメなどの脚本家・佐藤大のポッドキャスト「佐藤大のプラマイゼロ」http://www.factry.co.jp/floornet/+-0/ と言う番組で、箱根駅伝が取り上げられていらい、それなりに競技として興味を持つようになった。
今回のこの本は、箱根駅伝を実際に走ったライターが箱根駅伝のイマと未来を描いたもの。
想定される読者はどんな感じなのかな、という感じで、内容はとにかくこの15年間の、「産業」として花開いた箱根駅伝の、競技よりの話だった。箱根駅伝はなぜ始まったのか、どんな歴史があったのか、といった話は特になし。
ただ個人的には、先に挙げた番組での「箱根駅伝をインフラとしてみる」という視点に感動したのだけど、そう言った面は第6章にチラッとある感じ。
「遠隔中継技術史としての箱根駅伝」「学閥としての箱根駅伝」とかの話は、また別の機会にどこかのどなたかに期待します。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
人文/スポーツ
- 感想投稿日 : 2014年11月15日
- 読了日 : 2014年11月15日
- 本棚登録日 : 2014年11月13日
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