いくつかの分野にまたがった知識が、歴史に名だたる文明の
崩壊について紐解かれていく様は、読んでいて特別な本を
読んでいる気持ちになれる。冒頭はモンタナの著者自身の
境遇の話で、情緒もありつつ本題に入っていき、イースター島や、
マヤ文明、北欧バイキングなどおなじみの文明が登場する。
ただ、文明崩壊の大筋を言うと、どの文明も
資源乱獲・旱魃→滅亡という決まった展開なので、
話として退屈に感じる部分もある。
そう言った点で同著者の本を読んだことない人ならば、
重鉄病原菌の方を先に読むことをおすすめする。
あちらの方が単純に読み進める楽しみが大きいと思う。
値段も少し安いし。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2013年3月30日
- 読了日 : 2013年2月23日
- 本棚登録日 : 2013年2月23日
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