日本経済は誰のものなのか?――戦後日本が抱え続ける病理

  • 扶桑社 (2020年12月20日発売)
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感想 : 2
5

信用のできる人達の日本のためになる本だと信じて、図書館から借りて読みました。

国家国民の利益は何かというところに、全然関心が向いていない。

地方銀行再編は、悪しき郵政改革の延長。

自助努力といっても、「希望」があって、チャンスがなければ自助努力のしようがない。

戦後日本の大きな問題は、「いまにみていろ」がだんだん薄れていってしまったこと。

日本人は都合の悪いことは見ないように隠してしまう。

日本人としての力が発揮されない社会構造になってしまった。

JRの葛西敬之さんは、「新幹線は日本の宝。それを中国に売ることは、国を売るようなもの」と強い懸念を示していた。

同じアジア人で見た目は似ていても、日本人と比べものにならないくらい中国人はしたたか。

アメリカ頼りに見えても、実は自立しているイスラエル。

大東亜戦争に負けて骨抜きにされてしまったことが原因。

「美味しい商売の機会になるかな」程度ではなく、「国家の命運を握るんだ!」くらいの気概

国益よりもアメリカの経済を優先してきてしまった歴史。

財政とか金融政策は自国のためにやるもの、それなのに日本は「国際協調う」と言いながら、アメリカ言いなり。

1972年の、ニクソン、キッシンジャー、周恩来の対日政策に関する密約

1995年の李鵬首相がオーストラリアのキーティング首相に、「いまのままの日本であれば30年もしないうちに潰れてしまうだろう」と発言。

孤立よりももっと嫌なのは、精神を廃らせる、隷従や、屈従させられること。

「日本国民の生命を守る義務がある」と正々堂々と言うべき。
日本国の独立と日本人の生存のために必要なことは堂々と行うべき。

色々と思うところのある本でした。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2021年6月3日
読了日 : 2021年6月3日
本棚登録日 : 2021年6月3日

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