広島平和記念資料館は問いかける (岩波新書 新赤版 1861)

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  • 岩波書店 (2020年12月21日発売)
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広島平和記念資料館が博物館(ミュージアム)と異なるのは、展示物が主に被害に遭った人々の遺品であること、時に政治問題化すること。何をどう見せるかについて、資料館側がどの様に試行錯誤してきたかは、我々が原爆とどう向き合ってきたかを省みるのと、ほとんど同義に感じた。蝋人形展示の是非はよく知られた論争だが、一つ言えるのは、注目すらされないよりは、賛否両論が交わされる方がまだ良いということ。その伝で言えば、本書のような"発信"は、それ自体意味ある事のように思える。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 評論・エッセイ
感想投稿日 : 2021年2月11日
読了日 : 2021年2月11日
本棚登録日 : 2021年2月11日

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