出雲、石見、隠岐、島根県は50歳前後の2年間勤務した土地なのでとても愛着があります。そして石見人の素朴で明るくて前向きな気質に親近感を抱いています。土橋章宏 著「いも殿さま」、2019.3発行。「人望」とは、ということを丁寧に説明した物語です。江戸で勘定方勤務の井戸平左衛門は、還暦を前に引退するつもりが、大岡忠相より石見銀山の代官を命ぜられ遠く石見の地へ。飢饉で苦しみ、年貢で苦しむ民のため、殿がとった数々の施策。その一つが、薩摩の唐芋を石見に根付かせること。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2020年2月13日
- 読了日 : 2020年2月13日
- 本棚登録日 : 2020年2月13日
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