わすれ落雁 読売屋お吉甘味帖 (祥伝社文庫)

  • 祥伝社 (2018年6月11日発売)
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~世の中に寝るほど楽はなかりけり 憂世の馬鹿は起きて働くw~ 五十嵐佳子さんの「わすれ落雁」、読売屋お吉甘味帖シリーズ№2、2018.6発行、いよいよ佳境に入ってきました。今回も楽しませていただきました。読売屋の女書き手の先輩で、超美人、勝気なお絹にやりこめられていたけれど、お吉も負けなくなりました。吉と絹のやりとりが白眉です。読売屋の絵師で侍のいい男、真二郎、お絹は真二郎を自分の相棒のようにして傍におきたがるけど、真二郎の心は次第にお吉に向いて~(^-^) 色っぽくて粋なのは、鳶を束ねる女丈夫、およし!

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 時代物
感想投稿日 : 2018年9月4日
読了日 : 2018年9月4日
本棚登録日 : 2018年9月4日

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