この本は
"破産しても2億円の資産と3000万円の年収が守れた"
というケースを中心に会社が生きているのか、死んでいるのかの見分けかたや、破綻した場合の資産の守り方のテクニックなどが書かれています。
B/S・P/Lの図を用いてとてもわかりやすいです。
テクニック自体の個別の話はどちらかというと不動産収入があったりするケースが多くなっているので、そのまま適用できることは少ないのかもしれないのですが
作者の方が言われていることはとても的を得ていて、
特に
・「銀行などの債権者は、なるべく回収金額を増やしたい」
ということを元に債権者側の立場にたって、行動することで、守るべきものが守れるようになる
点に関してはとてももっともだと思いました。
前に書いた本の感想じゃないですが
交渉によって人が作った基準・決まりなのだから交渉の余地があるということかなと感じました。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ビジネス>オペレーション
- 感想投稿日 : 2010年7月28日
- 読了日 : 2010年7月28日
- 本棚登録日 : 2010年7月28日
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