「山の帰り道」から続けて読み終えた。
山のごはんだから、山の中での話題がこちらの方が多い。一日に一編しか読まないことにして、読み進んだ。一つ一つは印象的なのだが、続けて数編を読むと、山が混じってしまう。一つ一つの山行を大切にしたいと思った。
あまり命のやり取りのないような山登りの描写がとても楽しい。山登りの楽しさと、幾らかの寂しさと、でも、やはり山は元気をくれるところなのだ。
懐かしい山の名前も多かった。
画伯の絵が実によい。
この本をガイドブック代わりに山行計画を立てても楽しそうだ。
今が夏なら間違いなく明日は山に行くだろう。必ずそうさせる魅力の詰まった本との出会いだった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
随筆
- 感想投稿日 : 2022年11月12日
- 読了日 : 2022年11月12日
- 本棚登録日 : 2022年10月18日
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