アニーのかさ

  • 講談社 (2010年7月30日発売)
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本棚登録 : 33
感想 : 9
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突然の病気で、兄を失った10歳のアニーは、自分も病気や怪我で急に死んでしまうかもしれないと、何をするにも万全の準備を整えるようになった。自転車に乗るのにも、重装備。難しい病気の本を読み、ビタミン剤を欠かさない。息子を急に失ったことで、両親もアニーを気には欠けているが、真剣に向き合う事ができない。
そんな中、しばらく空き家でアニーと親友のレベッカが幽霊屋敷と呼んでいる家に、フィンチさんというおばあさんが引っ越してきた。フィンチさんは、アニーの状況を理解し、徐々にアニーの心を解きほぐしていく。

「かさ」というのは、アニーが兄の死を機に自分をガードしている心の問題の象徴なのだが、そういう比喩的な表現を10歳くらいの子どもがすんなり理解できるものであろうか。ストーリー全体は、とても良い感じで、フィンチさんの対応にっ感心してしまうが、「かさ」のくだりが、ちょっ難しいような気がする。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 児童文学(海外)
感想投稿日 : 2011年9月11日
読了日 : 2011年9月11日
本棚登録日 : 2011年9月2日

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