余は如何にして基督信徒となりし乎 (岩波文庫 青 119-2)

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本棚登録 : 232
レビュー : 19
著者 :
制作 : 鈴木 俊郎 
hiyohiyo95さん  未設定  読み終わった 

2014.11.12. 読了。
日記をときどき引用しながら、札幌農学校入学〜受洗〜渡欧〜白痴院での奉仕〜アマーストカレッジ入学〜神学校退学までの日々+帰朝後の感懐を綴る。
農学校卒業から独立教会設立まではとくにおもしろく読みました。札幌農学校二期生だった内村は、新渡戸稲造、宮部金吾とともにいわゆる「札幌バンド」を結成し、生涯「2つのJ(Jesus, Japan)」に仕えることを決心します。

彼らの貧しい教会運営、そして郷里の父親の回心させる場面などは印象的でした。
渡米後はキリスト教国の現実にたびたび失望したものの、キリスト教が道徳におよぼす好影響を評価するという立場に立ったようです。

内村は父親の元で東洋的道徳に基づいて育てられ、自らが「異教徒」であることを強く意識しました。
そうした点では特殊と言えますが、明治の学生にキリスト教が与えた影響を知る上で貴重な記録です。
新訳が出るといいですね。

レビュー投稿日
2014年11月13日
読了日
2014年11月12日
本棚登録日
2014年11月12日
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