『存在と無』で残した倫理について、
語ったとされる講演。
ハイデガーを通して、
実存という、人間のあらゆる可能性を解放しようと試みたサルトル。
そのために予め刷り込みなどない、とすることで、
人間が生れて0から作られていくと考える。
しかし相当、強固な人間でないとアンガージュできないため、
多くの人にとっては不可能な要請であるように思われる。
でも、生きることへの力強さや、
可能性の探求、
抵抗という面では評価したい。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
哲学
- 感想投稿日 : 2011年4月1日
- 読了日 : 2011年7月10日
- 本棚登録日 : 2011年4月1日
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