サルトル全集〈第13巻〉実存主義とは何か (1955年)

  • 1955年7月30日発売
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感想 : 10
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『存在と無』で残した倫理について、
語ったとされる講演。

ハイデガーを通して、
実存という、人間のあらゆる可能性を解放しようと試みたサルトル。
そのために予め刷り込みなどない、とすることで、
人間が生れて0から作られていくと考える。

しかし相当、強固な人間でないとアンガージュできないため、
多くの人にとっては不可能な要請であるように思われる。

でも、生きることへの力強さや、
可能性の探求、
抵抗という面では評価したい。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 哲学
感想投稿日 : 2011年4月1日
読了日 : 2011年7月10日
本棚登録日 : 2011年4月1日

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