シリーズ二巻目、バリ3でアンテナが立っている場所じゃないと生活できない忌女板(2ちゃんだと鬼女だね)のアイドル、どんな炎上でも本人特定に関しては抜群の追跡能力を持つ圏内ちゃんの活躍で事件を暴く。
今回も始まりは炎上から始まった。「妻が自分の夢を応援してくれません」と身勝手な男の書き込みから炎上が始まり、圏内ちゃんが即座に本人特定したものの、しかしその男は特定される頃には既に殺されていた。
事件は別の事件との絡んでいく。階段から突き落とされ殺された妊婦、バイクに針金を引っかけられて事故死した男、有名な眼科医の刺殺事件は関連が考えられながらも、真相究明は行き詰っていた。
続く死のリレーに、いったいどんな関連があるのか。圏内ちゃんが推理に挑む。
というわけで七尾与史特有の、いやぁそんな犯行ねぇだろうというエンターテイメントに特化したミステリーでした。
この人の本は、ほかの作品に出てくる登場人物も出てくることが多い。今回だとドS刑事の面々が登場してきた。
さて、まだシリーズ終わりそうにないので、すげぇ面白いわけではないけどお付き合いすることとす。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2015年12月16日
- 読了日 : 2015年12月16日
- 本棚登録日 : 2015年12月16日
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