パンの耳の丸かじり (文春文庫 し 6-67)

  • 文藝春秋 (2008年2月8日発売)
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感想 : 13
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読んでたらお腹すくゎ。共感できるから簡単に食べ物の味を想像できちゃって。一番面白いと思ったのは最初のいちご大福の話。文章でいちご大福の質感が伝わってくる。一番おいしそうだと思ったのは酢豚。アグーてなんだよ。今すぐ食べたくなってくる。この作者は好き嫌いないんだろな…。よくこんなに食材を思いつくなぁとおもった。あと、しょっちゅう食べに出かけてるんだろうなぁと。一万円のカレーってどんな味だろう。絵が独特でなごむ。あと自分が知らなかった食べ物屋が存在していることが知れたり、食べ物のブームが知れたり。細かく食べ物について分析してるのも面白い。食べることが好きというのが伝わってくる。気軽に読みやすかった。(20080614)

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: 作家さ行
感想投稿日 : 2008年6月15日
本棚登録日 : 2008年6月15日

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