寺田寅彦随筆集 第3巻 (岩波文庫 緑 37-3)

著者 :
制作 : 小宮豊隆 
  • 岩波書店 (1963年1月1日発売)
3.62
  • (7)
  • (7)
  • (20)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 180
感想 : 9
5

「しかし自分の中にいる極端なエゴイストに言わせれば、自分にとっては先生が俳句がうまかろうが、まずかろうが、英文学に通じていようがいまいが、そんな事はどうでもよかった。いわんや先生が大文豪になろうがなるまいが、そんなことは問題にも何もならなかった。むしろ先生がいつまでも名もないただの学校の先生であってくれたほうがよかったではないかというような気がするくらいである。先生が大家にならなかったら少なくももっと長生きをされたであろうという気がするのである。」

寺田寅彦随筆集第3巻(岩波文庫)より

『吾輩は猫である』に出てくる水島寒月君が寺田寅彦である。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2020年1月1日
読了日 : 2019年2月5日
本棚登録日 : 2019年2月4日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする