現在、最も世界でマネーを生み出している音楽ジャンルであるヒップホップについて、”クラブに行ったことがない”、”ラジカセを街中でかついで「Hey Man」と言ったことがない(LL Cool Jを参照のこと)”といった文化系の読者に対して、わかりやすく解説してくれるベストセラーの第二弾。
第二弾となる本書では主に2012-2014年度の各年度のヒップホップシーンについて、多数のディスクガイドと共に、”何が新しいのか?”、”近年その関係性がさらに強まった感のあるヒップホップとジャズの距離感は?”といった観点から、行われる解説は非常に面白い。
個人的にはこれでDrakeの一連の作品の素晴らしさに気づいた。とはいえ、2014年というのはこのシーンの変化のスピードの速さを考えると、既に古い。第三弾はぜひ早く出版してほしい・・・。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
音楽
- 感想投稿日 : 2018年10月20日
- 読了日 : 2018年10月13日
- 本棚登録日 : 2018年10月9日
みんなの感想をみる