まず初めに断っておくと、自分の大学の学長の著作なので☆5です。はい。理由は人それぞれなので、ま、それでもいいかな?と思ってます。
内容としては「はじめに」のところに、以下の様に書かれています。
“真の教養とは単なる知識の集積ではなく、「実践」を伴うものでなくてはならないと、私は考えます。(中略)歴史や先人の経験から多くを学ぶ事は大切な教養の一部ですが、それらがすべてではありません。教養とは、常に動く社会情勢の中で新たに創造され磨かれて、更新されていくものでなくてはならないと思います。”
定義の曖昧な「教養」という概念ですが、これが、「中嶋嶺雄が考える『教養』」なのかな。と感じました。自分にとっての「教養」とは何なのか。考えさせられる一冊でした。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
Japan
- 感想投稿日 : 2012年5月24日
- 読了日 : 2011年12月12日
- 本棚登録日 : 2011年12月12日
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