誘拐モノて、実はそんなに好きではないんですよ。
ハラハラするのが苦手というか、探偵側が追いつめられるのが苦手なので。
でも、収録作品はわりとおもしろいのが多かった。
本全体としては、★3.5くらい。
○二十世紀的誘拐(有栖川有栖)【★ ★ ★ ★】
学生アリスシリーズ。
20世紀が何の時代なのかが思い付かなかった。
○セコい誘拐(五十嵐均)【★ ★】
真相は何となく分かったけど、オチの意味がよく分からない。
てか、夏樹静子さんのお兄さんなんですね。
○二重誘拐(折原一)【★ ★ ★】
ラスト、今の時代だったら実現しそうで怖い。
○知らずべからず(香納諒一)【★ ★ ★ ★】
前にこの人の作品を読んだとき、ミステリ? て感じだったので、今回もあんまり期待していなかったんだけど、今回はちゃんとミステリだった。
○スイカの脅迫状(霞流一)【★ ★ ★】
謎解きとしてはどうなんだろう、て感じだけど、キャラがよかったな。
シリーズじゃないのかなー。
○トランスミッション(法月綸太郎)【★】
語り部の行動が理解しがたく…。
○さらわれた幽霊(山口雅也)【★】
キッド・ピストルズシリーズ。
このシリーズは苦手。頭にも入って来ない。
○誰の眉?(吉村達也)【★ ★ ★ ★ ★】
氷室想介シリーズ。
独特の訛りに意味があったかどうかは分かんないけど。ミスリードのため?
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ミステリ(小説/日本)
- 感想投稿日 : 2018年5月13日
- 読了日 : 2018年5月13日
- 本棚登録日 : 2018年5月13日
みんなの感想をみる