水車館の殺人 (講談社文庫 あ 52-2)

著者 :
  • 講談社 (1992年3月1日発売)
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感想 : 366
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 館シリーズの第2弾。

 十角館のほうが衝撃度が大きいという紹介ブログを見ていたんですが、私としては、こちらのほうが衝撃的な結末だったかな。
 十角館も確かに衝撃的だったけど、サスペンスの2時間ドラマで、端役と思われるのに、有名な俳優さんが演じているせいで、この人が犯人だな…て思っちゃうような感じがあったから。

 こっちは、純粋に最後まで分からなかった。
 いや、何となくトリックは分かったけど、最終的なところを間違えてた。

 それにしても、島田さんのキャラ…性格というか、何か不思議ですね。
 時代のせい?
 それとも、わざとそういう感じのキャラにしてるのかしら。




 あと、ネタバレかもですが……













 十角館を読んだ後、発刊順を確認するため、wikiで館シリーズを調べたら、これって、島田さんを探偵役とするシリーズだったんですね。
 これ、十角館を読む時点で知ってたら、さらに疑わしい人が絞られちゃって、犯人が分かったときの驚きが減っちゃいますね。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ミステリ(小説/日本)
感想投稿日 : 2017年5月8日
読了日 : 2017年5月8日
本棚登録日 : 2017年5月8日

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